ちぼりの製菓DNA
ちぼりの製菓DNA
自然の恵みの前に、
職人の余地は小さなもの。
でも、製菓技術は常に向上させ続けなさい。
現在のちぼりの製菓DNAは、独・製菓マイスターの教えを基礎に、
歴代の社員へ脈々と受け継がれています。
それは、ちぼりグループの現在の製菓技術の体系化をなした第3代社長(当時)
が若き日に、
ドイツの国家資格である製菓マイスター(※)を日本人として初めて取得したことに拠ります。
その際、師匠であるハンス・ヘルマン教授より、製菓技術の基礎は、
『お菓子のおいしさを決める99%は原料。あとはそれを活かす技術』ということを学びます。
菓子のおいしさを決める
99%は原料。
あとはそれを活かす技術。
教授 ハンス・ヘルマン
(※)マイスター制度は、ドイツ発祥の職業訓練制度。技術だけでなく、高度な経営学なども学科に含まれる認定制度。第3代社長は当時、日本人で初めて「製菓マイスター」を取得。そして、独の製菓技術をちぼり社員と共に日本のみならず世界に広めた功績により「永世マイスター」を受章。
ちぼりグループは現在でもその教えに基づき、傘下のちぼりインターナショナルを通じて、世界中から最適な原料を自ら探し、 調達しています。例えば、ナッツ類だけでも、アメリカ・イタリア・オーストラリア等、用途によって 輸入先は多岐に渡ります。他にも、チョコレートはベルギー・フランス・ドイツ等から輸入しています。
ちぼりインターナショナルについて
ちぼりは、製菓技術の基礎とする独マイスターの教え『お菓子のおいしさを決めるのは99%は原料。あとはそれを活かす技術』という考え方に基づき、商社などを介さず、世界中から最適な原料を調達し、生産されたお菓子を国内外に販売しています。
株式会社 ちぼりインターナショナルの仕事は、大きく分けて二つ。一つは、世界で最もハイグレードな原料を探して輸入すること。もう一つは、私たちのこだわりの商品を海外へ輸出することです。ちぼりは、〝世界の最もおいしい産地から、最もおいしい原料を直接仕入れること〟を大切にしています。例えば、毎年10月のアーモンドの収穫期には、技術者と渡米し、農園を歩きながら品質を確認して契約をします。お菓子のおいしさを決める原料だからこそ、安心・安全で新鮮なものが使えるよう、仕入・管理を徹底しています。
また、各国の経済成長に伴い、ちぼりの輸出も順調に増えています。現在の輸出先は、アジアでは台湾、中国、シンガポール、タイ等。欧米ではアメリカ、カナダ、オーストリア、ロシア等、合計20ヵ国以上に亘ります。中でも「赤い帽子の少女」がデザインされたブランド『赤い帽子』は〝しあわせの赤い帽子〟という愛称で海外でもご愛顧いただいています。